ニッポンの嵐の青森の智くん

昨年5月に行ったんです、青森県立美術館
奈良さんの世界をふわふわ歩きながら、心のすみっこで、何かとんでもない間違いが
起こってそこら辺を智くんが歩いてたりしてないだろうかと、そんなことを思っていたのでしたが、
ああ、惜しかった。2月でしたか。
あと3カ月早く行ってれば会えたかもしれなかったのにぃ・・・。




3カ月って、ぜんぜん惜しくないだろ、わたし。



でも、智くんが立ってるその場所にわたしも立ったよ、って思うとほんとに幸せで
東京に住んでいる方々と違って、地方では偶然出会える可能性なんてほとんどゼロで
それでもあきらめきれずに、こんなところにいるわけないのに、日々きょろきょろしながら
歩いてるわたしは、だから少しでも智くんと同じ空間にいられたことが嬉しくてしかたありません。
時間差だけど。



どの写真も素敵に優しくて、紡がれる言葉も優しくて、会う人もみんな優しくて。
温かくなる1冊です。



ちなみに何度開いても智くんのところにいってしまうため、他の4人さんにたどり着きません。
返却期限が近付いてきます。



「失くしました」とか言ったら返さなくてもいいかしら・・・と半ば本気で考えてしまう
だめだめのおかーさんです。



青森県立美術館は、素敵なところで、奈良さんの空間がとてもとても
気持ちよくて近所だったら毎週来るのに・・・と思わせられる場所でした。
智くんがいなくても、です。



右はあおもり犬とわたしと娘ちゃん。
残念ながら王冠はない。